■ ID
| 1620 |
■ 種類
| 学会発表 |
■ タイトル
| 東京湾流入河川における揮発性メチルシロキサンの濃度分布:分析法検討を中心に
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■ 著者
| 堀井勇一
埼玉県環境科学国際センター 蓑毛康太郎
埼玉県環境科学国際センター 野尻喜好
埼玉県環境科学国際センター
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■ 出版元
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■ 出版年
| 2013 |
■ 誌名・巻・号・年
| 第47回日本水環境学会年、平成25年3月13日 |
■ 抄録・要旨
| 揮発性メチルシロキサン(VMS)の一部は、環境・生態系への悪影響が懸念される化学物質である。本研究では、水試料についてパージトラップ(PT)−溶媒溶出−GC/MS法を用いた環状及び鎖状VMSの分析法を検討した。さらに確立した方法を用いて東京湾流入河川水を分析し、国内で初めて水中VMSの濃度分布を明らかにした。河川水中の環状及び鎖状VMSの総濃度は、31〜470ng/Lの範囲であり、その化合物組成は5量体の環状VMS(D5)が8割程度を占めた。下水処理施設付近の調査地点から最高濃度が検出されたことから、発生源の一つとして生活系排水の影響が示唆された。
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